価値デザイン社会の実現を目指したビジネスプランコンテスト
第4回価値デザインコンテスト~勝ちデザグランプリ2020~
※本記事は価値デザイン委員会 清水 勇作(JCI香住)が担当いたしました。
勝ちデザグランプリ2020最終審査会の動画が公開されました!!
URL:https://youtu.be/Io1OTdNVPIA
仕事の合間にも見られる短い動画にまとめてあります。
今回はファイナリスト受賞プランのひとつである『廃棄物×DIY×デザインによる価値創造プロジェクト』(応募者:伊藤 史晃様)について紹介します。
【プラン概要】
兵庫県三木市の地場産業である金物を日本全国の方に知ってほしい、使ってほしい。
そんな想いから始まったプロジェクト。
「道具を身近に、暮らしを豊かに。」をコンセプトに、普段捨てられてしまう廃材(ゴミ)を素材と捉え、アイデアとデザインと道具の力でアップサイクルし、“カワイイ”や“カッコイイ”を伝えています。
そして、リユース文化という価値を消費者へ提案し、「道具が身近にある暮らし」の実現を目指します。
【プランの現況】
ECサイトから事業を立ち上げ12年が経ち、2018年に実店舗をオープンされました。三木金物や工具、自社PB等の販売、またDIY体験やモノ・コトの開発機関としてのLABを運営しています。
また地元企業と連携し、素材の新たな可能性模索することで、廃材や古材を使った商品開発行っています。
そして、それらの商品やサービスをSNSで発信することで、日本全国に大きなコミュニティを創っています。
【プランの展望】
兵庫県三木市を中心に関西圏、さらに全国へとDIY文化を広げるため、また、新しい生活様式の中での取り組みとして、「オンラインDIYサービス」で価値創造の提案を加速させます。
「道具を身近に、暮らしを豊かに。」を実現するために“金物の街三木”の文化を時代に沿った形へ進化させ、地場産業を中心に様々な企業の協力も得ながら「道具」を一人でも多くの「暮らし」に役立てるように独自の視点でサービスを提供し続けます。
【受賞者コメント】
この度は「内閣総理大事賞」という素晴らしい表彰をいただきましたことに、改めて感謝を申し上げます。僕たちはすべての人が道具を身近において、自分たちの暮らしを自分たちで創る、そんな世界を目指しています。そのために、考え付く限りの方法を用い、世の中にインパクトを残していきます。いただきました賞に恥じぬよう、人生をかけて社業へ取り組んで参ります。ありがとうございました。
【企業情報】
企業名:株式会社イトー 店舗名:WHATNOT
所在:兵庫県三木市大村177-1
業種:商社
【勝ちデザグランプリ2020】
http://hlclient4.xsrv.jp/kachideza/…/kachidezagrandprix2020/
>>勝ちデザグランプリに対するお問い合わせは
価値デザイン委員会 副委員長 新谷 剛士
kachideza2020@gmail.com
公益社団法人日本青年会議所
価値デザイン委員会
委員長 﨑野 雄生